歯周病があると被せ物のやり直しが必要になることも|長く使うための治療の順番と歯ぐきの管理

 

 

被せ物をやり直すことになり、「被せ物が悪かったのか」「また同じことが起きないか」と不安に感じている方は多いかもしれません。被せ物そのものだけでなく、それを支える歯ぐきや骨の状態が関わっていることもあります。

この記事でわかること

  • 被せ物のやり直しに歯周病が関わることがある理由
  • 歯周病がある場合の、検査から被せ物の治療までの順番
  • やり直した被せ物を長く使うために、治療後に続けたいこと
目次
  1. 被せ物のやり直しが必要になる背景に、歯周病が関わっていることがあります
  2. 被せ物の境目の精度と歯ぐきの状態は、お互いに影響しあっています
  3. 歯周病がある場合、被せ物をやり直す前に歯ぐきの治療を先に行います
  4. やり直した被せ物を長く使うために、治療後も続けていただきたいこと
  5. 江田あおば歯科矯正歯科では、歯ぐきの状態を確認したうえで被せ物の治療を進めます

気になる点は、診察で確かめられます江田あおば歯科矯正歯科では被せ物(クラウン)のご相談を受け付けています。WEBからご都合のよい日時を選べます。

24時間受付 WEB予約 →045-530-3255

被せ物のやり直しが必要になる背景に、歯周病が関わっていることがあります

一度入れた被せ物(クラウン)を作り直すことになったとき、「被せ物が悪かったのか」と考える方は多いかもしれません。被せ物そのものに原因がある場合もありますが、被せ物を支えている歯ぐきや、歯を支える骨の状態が関わっている場合もあります。やり直しのきっかけを整理し、原因がどこにあるのかを分けて考えることで、次の治療の進め方が見えやすくなります。

被せ物をやり直すことになる主なきっかけ

被せ物のやり直しを検討するきっかけには、次のようなものがあります。

  • 被せ物が外れた、または外れかけている
  • 被せ物をした歯がぐらつく
  • 被せ物と歯の境目から、再び虫歯になった(二次う蝕)
  • 歯ぐきが下がり、被せ物の境目や歯の根元が見えるようになった
  • 被せ物が欠けた、割れた

いずれも見た目には「被せ物のトラブル」として現れますが、その背景にある原因はひとつとは限りません。同じ「外れた」という状態でも、接着や被せ物の形に原因がある場合と、土台となる歯や周りの組織の変化が影響している場合があります。

被せ物の問題か、歯ぐき・骨の問題かを分けて考える

やり直しのきっかけを、被せ物そのものに関わる要因と、土台となる歯ぐき・骨に関わる要因に分けると、次のように整理できます。

きっかけ 被せ物そのものに関わりうる要因 歯ぐき・骨に関わりうる要因
外れる 接着の劣化、被せ物の形や適合の変化 土台の歯の状態の変化
ぐらつく 被せ物と土台の間のゆるみ 歯を支える骨や歯ぐきの状態の変化(歯周病など)
境目から再び虫歯になる 境目のすき間や段差 歯ぐきの炎症や歯ぐきの下がりにより、境目に汚れが残りやすくなる
境目が見えるようになる — 歯ぐきが下がる(歯周病や加齢などが関わることがある)
欠ける・割れる 素材の摩耗や、かみ合わせによる負担 —

このうち、ぐらつきや歯ぐきの下がりなどは、歯周病によって歯を支える組織が変化していることが関係する場合があります。こうした場合は、被せ物だけを新しくしても、土台の状態が変わらなければ同じようなトラブルにつながる可能性があります。そのため、やり直しを考える際には、被せ物の状態とあわせて歯ぐきや骨の状態も確認することが大切です。

上田 聡太(院長)

上田 聡太(院長)

被せ物のやり直しについてご相談いただいたときは、被せ物だけでなく、その歯の周りの歯ぐきや骨の状態もあわせて確認するようにしています。原因がどこにあるかによって、治療を進める順番が変わることがあるためです。

被せ物の境目の精度と歯ぐきの状態は、お互いに影響しあっています

被せ物と歯ぐきは、それぞれ別々のものに見えますが、実際にはお互いに影響しあう関係にあります。被せ物の境目の状態が歯ぐきに影響し、反対に歯ぐきの状態が被せ物を作るときの精度に影響します。

境目にすき間や段差があると起こりうること

被せ物と歯がつながる部分を「境目(マージン)」と呼びます。この境目は歯ぐきの近く、あるいは歯ぐきのわずかに内側に位置することが多く、歯ブラシが届きにくい場所でもあります。境目にすき間や段差があると、そこに歯垢(プラーク)がたまりやすくなり、次のような流れにつながることがあります。

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    すき間・段差に歯垢がたまる

    段差に引っかかった汚れは、歯みがきだけでは落としにくくなります。

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    歯ぐきに炎症が起こる

    たまった歯垢が刺激となり、境目の周りの歯ぐきに腫れや出血などの炎症が起こることがあります。

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    歯ぐきや境目の状態が変化する

    炎症が続くと歯ぐきが下がったり、境目から再び虫歯になったりするなど、被せ物のやり直しにつながる変化が起こりうるとされています。

歯ぐきに炎症がある状態での型取りが難しい理由

反対に、歯ぐきの状態は被せ物を作るときの精度にも影響します。被せ物は、境目を含めた歯の形を型取りや光学スキャンで写し取って作ります。歯ぐきが腫れていたり出血していたりすると、次のような理由で境目を正確に写し取ることが難しくなります。

  • 出血やしみ出す液で境目が覆われ、形がはっきり写りにくい
  • 腫れた歯ぐきが境目にかぶさり、本来の位置が分かりにくい
  • 炎症が落ち着いた後に歯ぐきの位置が変わり、作った被せ物の境目が見えたり、すき間が生じたりすることがある

また、歯の周りには、歯ぐきが歯に付着している一定の幅があると考えられています。被せ物の境目がこの部分に深く入り込みすぎると、歯ぐきに負担がかかり、炎症が起こりやすくなるとされています。そのため、被せ物の境目をどの位置に設定するかは、歯ぐきの幅や高さを考慮しながら判断します。

POINT 1境目の精度は歯ぐきの健康に関わる

すき間や段差の少ない境目は、歯垢がたまりにくい環境づくりにつながります。

POINT 2歯ぐきの状態は境目の精度に関わる

歯ぐきの炎症が落ち着いた状態で型取りを行うことで、境目を写し取りやすくなります。

境目の精度が高い被せ物であっても、それだけで歯周病を防げるわけではありません。歯ぐきの状態は日々のセルフケアや定期的な確認によっても変化するため、被せ物の精度と歯ぐきの管理の両方を考えることが大切です。

歯周病がある場合、被せ物をやり直す前に歯ぐきの治療を先に行います

 

 

歯周病がある状態で被せ物をやり直す場合、当院では被せ物を作る前に、まず歯ぐきの治療を行います。前のセクションでお伝えしたとおり、歯ぐきに炎症があると型取りの精度に影響し、炎症が落ち着いた後に歯ぐきの位置が変わることもあるためです。土台となる歯ぐきや骨の状態を整えてから被せ物に進むことで、境目が合った被せ物を作りやすくなります。

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    検査

    歯ぐきと骨の状態を確認し、被せ物のやり直しの原因がどこにあるかを調べます。

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    歯ぐきの治療

    歯石除去や歯周基本治療(SRP)、ブラッシング指導で、歯ぐきの炎症を落ち着かせます。

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    再評価

    治療後にあらためて検査を行い、歯ぐきの状態の変化を確認します。

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    必要に応じた処置

    状態によって、歯周外科手術や土台の作り直しなどを検討します。

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    被せ物の治療

    歯ぐきの状態が落ち着いたことを確認してから、型取り・被せ物の製作に進みます。

まず歯ぐきと骨の状態を検査で確認する

最初に、歯と歯ぐきの間の溝(歯周ポケット)の深さを測定し、出血の有無や歯の動揺も確認します。あわせてレントゲンで歯を支える骨の状態を確認し、必要に応じて歯科用CTで立体的に骨の形や量を確認します。

  • 歯周ポケットの測定:歯ぐきの炎症の程度や、歯周病がどこまで進んでいるかの目安を確認します
  • レントゲン:歯を支える骨の量や、被せ物の内側・根の先の状態を確認します
  • 歯科用CT(必要に応じて):レントゲンでは分かりにくい骨の形や根の周りの状態を立体的に確認します

歯石除去・歯周基本治療(SRP)で炎症を落ち着かせる

検査の結果をもとに、歯の表面や歯ぐきの縁についた歯石を取り除く歯石除去(スケーリング)を行います。歯周ポケットの奥にこびりついた歯石や汚れがある場合は、根の表面をなめらかに整える歯周基本治療(SRP)を行います。歯周基本治療は保険適用です。

あわせて、ブラッシング指導で、今のお口の状態に合った磨き方を一緒に確認します。歯ぐきの炎症を落ち着かせるには、歯科医院での処置とご自宅でのケアの両方が関わるためです。

治療期間:お口の状態や進行度によって個人差があります。検査のうえで担当医からお伝えします。通院回数:治療内容や経過によって個人差があります。検査のうえで担当医からお伝えします。

状態に応じて検討する処置(歯周外科手術・土台の作り直しなど)

歯周基本治療の後の再評価で、歯ぐきや骨の状態によっては、次のような処置を検討することがあります。すべての方に必要になるわけではなく、検査の結果と患者様のご意向をふまえてご相談しながら決めていきます。

POINT 1歯周外科手術

歯周基本治療だけでは届きにくい深い部分の汚れを取り除く必要がある場合に検討します。術後の腫れ・痛み・出血、歯ぐきが下がり歯が長く見えることがある、治癒に個人差があるといったリスクがあります。

POINT 2クラウンレングスニング

被せ物の境目が歯ぐきの奥に深く入り込みすぎてしまう場合に、歯ぐきや骨の形を整えて、境目を適切な位置に設定しやすくする歯周外科手術のひとつです。

POINT 3歯周組織再生療法

歯を支える骨が失われている部分について、組織の再生を図る治療です。すべての症例に適応できるわけではなく、効果に個人差があります。

POINT 4根管治療・土台の作り直し(神経のない歯の場合)

神経のない歯で、根の中や土台に問題がある場合は、根管治療や土台の作り直しを検討します。土台にはファイバーコアを用いることがあります。

上田 聡太(院長)

上田 聡太(院長)

被せ物のやり直しでは、新しい被せ物を早く入れたいとお考えの方も多いと思います。ただ、歯ぐきの状態が落ち着かないまま作ると、後から境目が合わなくなることがあります。どの処置が必要かは歯ごとに異なるため、検査の結果をお見せしながら、治療の順番をご説明するようにしています。

ここまでの内容を、ご自身の状態に当てはめて確認したいときは口の中を見ないと分からないことが多い部分です。検査のうえで担当医からご説明します。

24時間受付 WEB予約 →045-530-3255

やり直した被せ物を長く使うために、治療後も続けていただきたいこと

被せ物を新しくした後も、歯ぐきの状態は日々のケアや時間の経過によって変化します。適切なメンテナンスにより長期的な使用が期待できますが、お口の状態や生活習慣によって個人差があります。ここでは、治療後に続けていただきたいことをご紹介します。

被せ物の境目まわりのセルフケア

被せ物そのものは虫歯になりませんが、被せ物と歯の境目や、その周りの歯ぐきには歯垢がたまりやすくなります。ブラッシング指導では、次のようなポイントを一緒に確認します。

  • 歯ブラシの毛先を、被せ物と歯ぐきの境目に当てて磨けているか
  • 力を入れすぎず、歯ぐきを傷つけない磨き方になっているか
  • 歯と歯の間を、デンタルフロスや歯間ブラシで清掃できているか
  • 被せ物の形や歯並びに合った清掃用具を選べているか

毎日のケアの中で、次のような変化に気づいたときは、早めに歯科医院で確認を受けることをおすすめします。

  • ✓歯みがきのときに、被せ物の周りの歯ぐきから出血する
  • ✓被せ物の周りの歯ぐきが腫れている、または下がってきた気がする
  • ✓被せ物の境目に段差や引っかかりを感じる
  • ✓被せ物をした歯がぐらつく、噛んだときに違和感がある

定期検診・PMTCで歯ぐきと境目を確認する

ご自身でのケアを続けていても、境目のわずかなすき間や歯ぐきの変化は、ご自分では気づきにくいことがあります。定期検診では、歯ぐきの状態や被せ物の境目に変化がないかを確認します。

定期検診で行うこと 目的
歯ぐきの状態の確認 炎症や出血、歯ぐきの下がりなどの変化がないかを確認します
被せ物の境目の確認 すき間や段差、二次う蝕(境目からの虫歯)がないかを確認します
歯石除去(スケーリング) 歯ブラシでは落とせない、固まった歯石を取り除きます
PMTC(機械的歯面清掃) 専用の器具で、境目まわりなどご自身では落としにくい汚れを取り除きます

定期検診にお越しいただく間隔は、歯ぐきの状態やセルフケアの状況によって個人差があります。検査のうえで担当医からお伝えします。

被せ物には、経年により適合が変化することや、破損・脱離の可能性があります。定期検診で異常が見つかった場合は、状態に応じて対応をご相談します。気になる症状がある場合は、定期検診の時期を待たずにご相談ください。

江田あおば歯科矯正歯科では、歯ぐきの状態を確認したうえで被せ物の治療を進めます

被せ物を長く使うためには、被せ物そのものだけでなく、それを支える歯ぐきや骨の状態もあわせて確認することが大切です。当院では、被せ物のやり直しについてご相談いただいた場合も、まず歯ぐきの状態を確認し、そのうえで治療の順番を決めています。

検査から被せ物の治療、経過確認までの流れ

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    定期検診・歯科検診での確認

    歯周ポケットの深さ、歯ぐきからの出血、歯の動揺、被せ物の境目の状態を確認します。あわせてレントゲンで、歯を支える骨の状態を確認します。

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    歯科用CT検査(必要に応じて)

    骨の形や根の状態を立体的に確認する必要がある場合に、歯科用CTで撮影します。

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    歯石除去・歯周基本治療(SRP)・ブラッシング指導

    歯石除去(スケーリング)や、歯周ポケットの奥の歯石を取り除く歯周基本治療(SRP)を行い、歯ぐきの炎症を落ち着かせます。ブラッシング指導では、今のお口の状態に合った磨き方を一緒に確認します。

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    状態に応じた処置

    再評価の結果に応じて、歯周外科手術や根管治療を検討します。根管治療では、歯科用マイクロスコープを用いたマイクロスコープ診療を行うことがあります。すべての方に必要になるわけではなく、検査の結果とご意向をふまえてご相談しながら決めます。

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    被せ物(クラウン)の治療

    歯ぐきの状態が落ち着いたことを確認してから、型取りを行い被せ物を作ります。保険診療か自費診療かは症例によって異なるため、診察のうえで選択肢をご説明します。

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    定期検診・PMTCでの経過確認

    被せ物を入れた後も、定期検診で歯ぐきや境目の状態を確認し、PMTC(機械的歯面清掃)でセルフケアでは落としにくい汚れを清掃します。

費用は症例によって異なります。診察のうえでお見積りをお伝えします。治療期間はお口の状態や進行度によって、通院回数は治療内容や経過によって個人差があります。いずれも検査のうえで担当医からお伝えします。

当院の体制と設備

項目 内容
院長の資格 日本歯周病学会 認定医
検査・診療の設備 歯科用マイクロスコープ/歯科用CT
診療室 個室・半個室
診療日 月〜土曜

歯科用マイクロスコープは、肉眼では見えにくい部分を拡大して確認するための機器です。歯科用CTは、骨や根の状態を立体的に確認するための機器です。検査結果や治療の進め方は、個室・半個室の診療室でご説明します。

ご予約・アクセス

  • WEB予約(24時間受付):予約ページを開く →
  • アクセス:東急田園都市線「江田駅」徒歩1分
  • 駐車場:医院前に4台

被せ物のやり直しを検討されている方や、被せ物の周りの歯ぐきの状態が気になる方は、24時間受付のWEB予約からご予約ください。歯ぐきの状態を確認したうえで、治療の進め方をご相談します。

自由診療に関する必須の明示事項

歯周組織再生療法

費用

77,000〜165,000円(税込) 歯周組織再生療法(エムドゲインなど)77,000円〜165,000円。税込

治療期間

お口の状態や進行度によって個人差があります。検査のうえで担当医からお伝えします。

通院回数

治療内容や経過によって個人差があります。検査のうえで担当医からお伝えします。

主なリスク・副作用

  • すべての症例に適応できるわけではない
  • 効果に個人差がある
  • 術後の腫れ・痛み

保険適用

自由診療(保険適用外)

上記は本記事の作成時点の内容です。治療にかかる期間・通院回数・費用は、お口の状態や治療内容によって一人ひとり異なります。詳細は当院までお問い合わせください(TEL 045-530-3255)。

よくあるご質問

Q.被せ物をやり直すことになった原因は歯周病ですか?

歯周病が関係している場合もあれば、接着や被せ物の形などに原因がある場合もあります。ぐらつきや歯ぐきの下がりなどは、歯を支える組織の変化が関わることがあります。原因は検査で確認します。

Q.歯周病があると、被せ物のやり直しはどんな順番で進みますか?

検査、歯ぐきの治療(歯石除去・歯周基本治療・ブラッシング指導)、再評価、必要に応じた処置、被せ物の治療の順で進めます。歯ぐきに炎症があると型取りの精度に影響するため、歯ぐきの治療を先に行います。

Q.被せ物をやり直す前に、なぜ歯ぐきの治療が必要なのですか?

歯ぐきが腫れたり出血したりしていると、境目の形が写りにくくなります。炎症が落ち着いた後に歯ぐきの位置が変わり、作った被せ物の境目が合わなくなることもあります。

Q.歯周病の治療で、被せ物のほかに必要になる処置はありますか?

再評価の結果によって、歯周外科手術(クラウンレングスニングを含む)、歯周組織再生療法、根管治療や土台の作り直しなどを検討することがあります。すべての方に必要なわけではなく、検査結果とご意向をふまえて相談します。

Q.やり直した被せ物を長く使うために、何を続ければよいですか?

被せ物と歯ぐきの境目に毛先を当てるブラッシング、デンタルフロスや歯間ブラシでの清掃、定期検診・PMTCでの確認が大切です。出血、腫れ、段差の引っかかり、ぐらつきに気づいたら、早めに受診してください。

Q.被せ物のやり直しにかかる費用や期間はどのくらいですか?

費用は症例によって異なります。診察のうえでお見積りをお伝えします。治療期間はお口の状態や進行度によって、通院回数は治療内容や経過によって個人差があります。いずれも検査のうえで担当医からお伝えします。

この記事のまとめ

  • 被せ物のやり直しには、被せ物そのものの要因と、歯ぐき・骨の要因の両方が関わることがあります。
  • 被せ物の境目の精度と歯ぐきの状態は、お互いに影響しあいます。
  • 歯周病がある場合は、被せ物を作る前に検査と歯ぐきの治療を先に行い、再評価のうえで必要な処置を検討します。
  • やり直した後は、境目まわりのセルフケアと、定期検診・PMTCでの確認が大切です。適切なメンテナンスにより長期的な使用が期待できますが、個人差があります。
  • 費用は症例によって異なります。治療期間や通院回数も個人差があるため、検査のうえで担当医からお伝えします。

参考にした情報

被せ物のやり直しを検討されている方や、被せ物の周りの歯ぐきが気になる方は、24時間受付のWEB予約からご相談ください。歯ぐきの状態を確認したうえで、治療の進め方をご説明します。

24時間受付 WEB予約 →

お電話045-530-3255診療時間月〜土 9:00〜13:00 / 14:30〜18:00 休診:日曜・祝日アクセス〒225-0015 神奈川県横浜市青葉区荏田北3-3-1

上田 聡太(院長)

この記事の監修

上田 聡太(江田あおば歯科矯正歯科 院長)

日本歯周病学会 認定医

横浜市生まれ、約20年にわたり青葉区で暮らす。東京医科歯科大学歯学部歯学科を卒業後、神奈川県内の医療法人社団の歯科医院に勤務し、同法人で院長を務めたのち、江田あおば歯科・矯正歯科を開院。予防を中心とした歯科医療を学び、一本一本の歯を守ることに力を注いでいる。所属:日本口腔インプラント学会、日本インプラント臨床研究会、中野予防歯科研修会、日本歯科医師会、神奈川県歯科医師会、横浜市歯科医師会、青葉区歯科医師会、DFC。

〒225-0015 神奈川県横浜市青葉区荏田北3-3-1 TEL 045-530-3255

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本記事は一般的な情報の提供を目的としたものであり、個別の診断・治療方針を示すものではありません。治療の効果や経過には個人差があります。症状や治療方針については、必ず歯科医師の診察を受けてご確認ください。
最終更新:2026-10-12